<抗がん剤投与で効果が現れる>

そして2006年の9月初旬から、入院しての抗癌剤治療が始まりました。

最初は肺に溜まった胸水をドレインしました。

実際、肺に管を入れて、溜まった水を抜きました。

その後2週間ほど、腎臓の働きが良くなる点滴などで、抗がん剤投与に向けた体の準備をしました。

続く最初の2週間で、抗がん剤を少しずつ量を増やしながら投与し始めました。

最初に使った抗癌剤は白金製剤と植物アルカロイドという種類の抗癌剤の組合せでした。

その後は通院での抗がん剤投与を続けるという治療計画でした。

何クールをやるのか、投与する抗癌剤の量をどうするのか。

私が腎臓の機能があまり強くないので、状況を観察しながら見極めていく、ということでした。

この初期の抗がん剤治療の期間中は、多少の吐き気と食欲不振に加え、しゃっくりと便秘に悩まされました。

しかし、テレビなどで見たひどい副作用はなく、思っていたより楽でした。

6月の癌(がん)告知時に腫瘍マーカー(CEA)の数値は73.9でした。

それが抗がん剤投与開始から約1ヶ月半経過後の10月中旬には、26.9まで下がりました。

レントゲンで見る腫瘍のサイズも確かに小さくなり、気分的にだいぶ楽になったのでした。

その後は、通院ベースでの抗がん剤治療を継続しました。

2007年の1月には、腫瘍マーカー(CEA)が16.4まで下がりました。

あともう一息で正常値の5.6以下まで戻せそうだ!

というところまで来ている実感をもつことができました。